SMILES

2012年後期の活動報告

Message

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ヤマエグループの「住」を担う
アスティークの活動報告と
今後のビジョンについて

2012年を振り返って。

2012年は昨年より連続して展開していた大型分譲プロジェクトを通じてたくさんの収穫を得ることができました。このチャレンジは単に販売棟数を増やすということではなく、街づくりやそこに住まうご家族の暮らしのベースを提供するという、分譲事業の本質に基づいた地域社会への貢献や企業としての成長を目指していました。様々な試行錯誤の結果、パートナー企業様とも密な連携が取れ、お客様からも大変ご好評をいただくことができました。

住宅産業自体が停滞していると言われる中で、昨年達成できた好業績の水準を落とすことなく維持できたことは一つの成果と捉えています。

思考の具体化、可視化に手応えを実感した
大型分譲プロジェクト。

おかげさまで2012年もたくさんのお客様から高い評価をいただくことができましたが、その中でも4月より販売を開始した全68棟の「スマイルタウン・八王子みなみ野シティ」は、公開から大好評のうちに早期完売を達成できました。

この分譲プロジェクトは、UR都市機構が開発した環境共生都市~アーバンビレッジ~というコンセプトと、スマイルタウンブランドのコンセプトである「笑顔のおうち」が、アスティークの考える豊かな都市開発の土台としてとても理想的でした。

また、これまでアスティークが一貫して大切にしてきた家族の笑顔、楽しい暮らしといった、ライフスタイルのご提案がお客様にきちんと伝わり、イメージしていただけたことが最も大きな成功要因だと感じています。

株式会社アスティーク 代表取締役 宮谷 祐介

株式会社アスティーク 代表取締役 宮谷 祐介

お客様に対し、住宅のスペック以外にもっと深く、暮らしの原点に立ち返り、その街・その住まいでどんな楽しい生活ができるのかといったご提案が、パンフレットやモデルハウスの演出、お客様をご案内する際のおもてなしなどに的確に反映され、アスティークがお届けしたい想いがより具体化・可視化できたのだと思います。表現やコミュニケーションの重要性は以前より認識しており、その改善と洗練に取り組んでいましたが、本プロジェクトを通じての反響に大きな手ごたえを感じています。同時にさらなる進化の必要性も確認できましたので、コミュニケーション活動は今後も強化していきたいと考えています。

UR都市機構によって開発された八王子みなみ野シティに誕生したスマイルタウン八王子みなみ野シティの街並み
お客様の目線を意識し企画・具体化されたスマイルタウン八王子みなみ野シティの販売現地インフォメーションセンターと物件パンフレット

UR都市機構によって開発された八王子みなみ野シティに誕生したスマイルタウン八王子みなみ野シティの街並み(上)
お客様の目線を意識し企画・具体化されたスマイルタウン八王子みなみ野シティの販売現地インフォメーションセンターと物件パンフレット。

CSR活動の一環として東京都少年サッカー大会に協賛。
新設部署の機能とさらなる発展への期待。

2012年における社内での大きな動きとしては、企業全体の総合的なコミュニケーション活動の強化を目的に設けた「マーケットデザイン室」の活躍が挙げられます。お客様とのコミュニケーションや物件のプロモーション、広報としての役割はもちろんのこと、2012年はCSR活動の一環として東京都少年サッカー連盟が主催するサッカー大会へ協賛しました。

また、参加する際には単なるスポンサーとしてではなく、全スタッフが会場の設営や当日のご案内などのお手伝いもさせていただき、「皆様と一緒に体験する」という姿勢を心がけました。

『住生活価値』という地域や暮らしに根差した事業に携わるアスティークにとって、参加されたご家族や関係者の方々との交流を通じることで、改めて地域社会とのつながりの大切さを実感できたと同時にたくさんの気づきをいただくことができました。

企業にとって社会貢献に対する考え方、取り組み方は多様ですが、今後もアスティークならではの地域社会への関わり方を追求していくうえで、スポーツや文化、芸術の分野以外にも環境問題や地域振興への貢献など、様々な可能性を感じています。新設したマーケットデザイン室にはその中心となって機能するよう、発展に期待しています。
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東京都少年サッカー大会(東京都少年サッカー連盟主催)第1回アスティークカップ 15ブロック(2年生大会・3年生大会)大会当日の試合風景と選手たちを応援するご家族

東京都少年サッカー大会(東京都少年サッカー連盟主催)第1回アスティークカップ 15ブロック(2年生大会・3年生大会)大会当日の試合風景と選手たちを応援するご家族。

分譲開発事業の本質を再認識できた、
地主様からのお言葉。

2012年にとても印象に残ったエピソードとしては、スマイルタウン・日野23期の用地仕入れ・開発の背景があります。当物件は地主様より「先祖の代から近隣の方々と共に慣れ親しんだ思い入れのある土地だからこそ、アスティークに開発を依頼したい」とお声かけ頂いたところからプロジェクトがスタートしました。

分譲地開発事業に携わる企業として、これ以上ありがたいお言葉・評価はなく、大きな感動を覚えました。

地主様が代々受け継いできたその土地の歴史や足跡。その思いを真摯に受け止め、引継ぎ、新しい歴史を担うに相応しい開発を目指してきた中で、大きな喜びを感じながら分譲地開発の本質を再確認することができました。

実際の開発においては地元の方々に愛されてきた緑豊かな景観を活かし、緩やかなカーブを描く道路計画、美しい街並みを一層引き立たせる植栽・外構の演出、夜でも安心の照明計画などをはじめ、このロケーションが持つ魅力とスマイルタウンらしさが心地よく調和した街並みが誕生しました。

地主様の意思を受け継ぎ、新しい街とそこに住まうご家族の豊かな未来を創造していく。この根本思想はこれからも大切にしていきます。

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街から臨む桜並木やシンボルツリーとして地域に親しまれてきた松の木の景観を活かし、これからも愛され続ける街並みを目指して開発された、スマイルタウン日野23期

街から臨む桜並木やシンボルツリーとして地域に親しまれてきた松の木の景観を活かし、これからも愛され続ける街並みを目指して開発された、スマイルタウン日野23期。

住宅産業や社会問題の一つひとつに
どのように向き合っていくか。

現在の日本においては経済状況やエネルギー・環境の問題など、住宅産業にも密接に影響する課題がたくさんあります。

身近なところでは2014年からの消費税増税や住宅の省エネ化など、住宅産業でもすでにその動向が注目されています。当然一人ひとりのお客様や社会全体へも影響するものであり、分譲事業に携わる企業としてそれぞれの問題にどのように向き合い、取り組んでいくかが求められています。

経済全体についても消費税増税の問題など、住宅という高額な商品においてはお客様にとって大きな負担になりかねません。業界全体で単純な価格調整や駆け込み需要のあおりなどに陥らないよう、より事業や経済に対し健全な意識と行動でそれぞれの問題に対処していきたいと考えています。

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