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ヤマエグループの「住」を担う
アスティークの活動報告と
今後のビジョンについて
用地の仕入れ、開発、販売のサイクルを確立できた、
大型分譲地開発の仕組み化。
2013年上半期の大きな動きとしては、アスティークの主要事業である戸建分譲ブランド・スマイルタウンの大型開発現場をコンスタントに手掛けたことが挙げられます。その中でも3月より販売を開始した東京都町田市の「スマイルタウン町田小山ヶ丘~陽の街~」(全33棟)や、間を置かず4月より販売を開始した「スマイルタウン国立18期」(全21棟)の開発は、昨今注力していた「アスティークならではの大型分譲地開発のスキーム化」の大きな成果と捉えています。
その土地が持つポテンシャルを最大限に引き出し、そこにアスティーク独自の考えに基づいた良質な街づくりや、暮らしのベースをご提供するために、用地の仕入れから開発、販売までの良好なサイクルを、これまでの大型分譲地開発で培ってきたノウハウで最適化を推し進めることができました。
その結果、お客様への住生活価値のご提案を今まで以上に高い次元で実現することができ、おかげさまでどの開発現場も予想を上回るご好評をいただいております。
このアスティーク独自の大型分譲地開発の潜在価値と仕組み化はまだまだ成長の余地があると確信していますので、引き続き強化を進めていきます。
株式会社アスティーク 代表取締役 宮谷 祐介
それぞれの分譲地が持つロケーションの魅力が「スマイルタウンらしさ」と合わせて魅力的に表現された街並みの美しさと、一つひとつの住まいの完成度がお客様からご好評をいただいた、2013年3月に公開された全33棟の「スマイルタウン町田小山ヶ丘~陽の街~」の街並み(上)と、ほぼ同時に開発を進め、4月に販売開始した全21棟からなる東京都国立市の「スマイルタウン国立18期」の街並み(下)。
→現在販売中のスマイルタウンはこちらからご覧いただけます
お客様との関わり方を見直すために実施したアンケートで見えてきた
新たな課題とたくさんのヒント。
上記の分譲地開発の仕組み化を強化させると同時に、今後のアスティークにとって、お客様との関わり方を改めて見直す必要があると感じていました。その中でまず優先的にスマイルタウンにお住いのお客様300世帯以上を対象にした詳細なアンケート調査を実施しました。
アンケート内容はプロダクトに関するものから関わったスタッフのサービスに対する満足度、今後アスティークに期待することなど多岐にわたり、アスティークが目指す住生活価値をハードとソフトの両面から改善することも目的でしたが、何よりも優先してご回答を回収直後に担当のスタッフがお客様のご意見に対応することを第一に全社で徹底しました。
その結果、中には厳しいご指摘やご指導をいただく場面もありましたが、このご意見こそがお客様との関わり方を見直す上でとても重要なヒントであり、アスティークが成長するために欠かせない財産そのものであると再確認することができました。すべてのお客様への対応後、調査・分析をした結果、お客様へのご案内や配慮すべき点に大きな改善の余地があることに気付くことができました。直ちに社内の全スタッフで情報を共有し、各部署で具体策を講じています。
プロダクトやサービスの品質を向上させ、企業・スタッフが健全に成長していく上で、お客様のリアルな声ほど勉強になることはありません。こういった地道な調査と現場へのフィードバックは今後一層重要な要素になると捉え、改善サイクルを早めていきます。
また、今回のアンケート調査にご協力いただいたお客様には貴重なお時間とご意見をいただけたことをこの場を借りて心よりの御礼を申し上げるとともに、アフターサポートなどお客様ごとに最適なサービスを通じてお応えしていきたいと思います。
新卒採用と教育プログラムの強化により、
長期的に成長する企業体質へ。
2013年の社内での大きな取り組みとしては、来期の新卒採用をアスティーク設立以来最大限に強化していることが挙げられます。もともと中小企業の
分譲開発事業者における新卒の採用は業界全体で消極的という印象は感じていましたが、常識や慣例にとらわれず、今後将来企業が永続的に安定
して成長していくには新卒者の積極採用と人材育成が欠かせないと考えています。そのためにアスティークではこの規模の企業では数少ない経験豊富な専属スタッフによる人事専門部署を新たに設けました。現在では新卒者を対象とした人材育成プログラムを開発し、社内全体で新卒スタッフの受け入れ態勢を強化しています。経済や企業ではよく「ヒト・モノ・カネ」と言われますが、アスティークはで設立当初より徹底して『人』を
大切にしています。採用も、育成も『人』を重視した判断や投資はアスティークのスタイルを象徴していると言えるでしょう。
私自身も就職説明会や一次面接から積極的に参加し、その動向を注視していますが、既成概念にとらわれない柔軟で自由な発想を持つ学生の方々に
接すると、その真摯な姿勢と限りない可能性にとても新鮮な刺激を受けます。
柔軟な感性と物事に真っ直ぐに向き合う姿勢、これはまさしくアスティークが目指す新しい住生活価値を創造し、提供していく上で最も欠かせない要素であり、最大の魅力と言えます。
この若い世代の可能性をどれだけ伸ばし、次世代を担う人材を育成できるかが一企業としての社会的な責務であり、アスティークの長期的な成長・発展を支えるために取り組むべき重要な課題だと捉えています。今後はその中から各部門のリーダーとなる人材輩出を実現できる育成プログラムの洗練と、永続的な新卒採用の拡充による組織全体の強化を図っていきたいと考えています。
引き続き開拓に注力していく新規事業と
お客様や地域社会との関わりについて。
お客様や社会との関わり方を見直していく中で考えられる新たな事業展開や地域社会への貢献活動も引き続き推進・発展させていきます。
事業領域においては昨今進めている住宅リノベーションブランド「Re-住まいる」が挙げられます。すでにパートナー企業様からも多数の物件情報やお問い合わせをいただいており、先に行ったアンケート調査から見えてきたこれからの住宅に関する潜在的なニーズに、アスティークが元来得意とする住宅企画力を持ち合わせることで、より高いレベルでの事業の具現化と早期の収益化を目指しています。
お客様との関わりとしては、スマイルタウンにお住いのお客様や購入検討者の方を対象としたコミュニティサービス「Family Heart Club」の拡充を進めていきます。具体的には住まいに関するアフターサポートの強化はもちろん、暮らしに関わる情報やサービス、コミュニティ同士の交流の場のご提供など、『つながりと共感』をキーワードに発展させていきたいと考えています。
また、地域貢献活動においても引き続きスポーツや文化・芸術、環境問題、地域振興への貢献など、枠に捉われない発想でアスティークならではの社会との関わり方を追求していきます。
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