SMILES

2019年の活動報告

Message

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ヤマエグループの「住」を担う
アスティークの活動報告と
今後のビジョンについて

2019年を振り返って

常にお客様に選ばれる新しい住生活価値を創出するため、アスティークでは独自の強みを生かした商品・サービスの強化、未来に向けたチャレンジ、組織の最適化を続けています。
2019年における当社の大きな動きとしては、住まいを求めるお客様により良質なサービスをお届けするため、分譲ブランド・スマイルタウンを販売するグループ会社「株式会社アスティークパートナーズ」を7月に立ち上げました。チームのメンバーも新しく、組織としてはまだまだ準備、テスト段階ではありますが、お客様が本当に必要とする住宅の潜在的なニーズを汲み取り、最適なご提案を担うチームづくりを進めています。スマイルタウンの良さをお伝えするだけでなく、分譲地ごとの街の特性や歴史背景など、「その街で暮らすこと」を軸にしたライフスタイルをご案内することで、お客様から頼られる生涯のパートナーになれることを目指します。
その他、2017年にスタートさせた注文住宅事業においては、業界全体が低調と言われる中、前年同様の業績を残すことができたのは一つの評価ポイントと捉えており、引き続き商品力・サービスの品質を高めていきます。

株式会社アスティーク 代表取締役 宮谷 祐介

株式会社アスティーク 代表取締役 宮谷 祐介

厳しい状況下で見えた課題と収穫

2019年は災害による被害、影響も大きく、被災後の復旧、安全確保の後にも資材の調達や建築現場の工期に遅れが出るなど、景気や経済情勢以外でも長く苦戦を強いられる要因となりました。こういった災害に直面するたびに「ご家族の安全・安心を守る」という、住宅の基本性能や真価が問われ、住宅を供給する事業者として何をすべきかを改めて考えさせられます。
アスティークの住宅に標準装備されている制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」もそうした背景から実装され、着実に市場に浸透している施策のひとつです。私たちが考える「家族の命を守る家」という、住まいの在り方やこれまでの取り組みは間違っていなかったと確信しています。
いつ来るかわからない災害に備えるため、より安全性能の高い住宅開発と、お客様に安全な住まいに対する正しい認識を持っていただけるよう、適切な情報発信にも努めてまいります。
また、安全や安心を前提としたうえで、住み手の快適さや心地よさ、豊かさを追求する空間設計、意匠開発にも注力しています。2019年ではスマイルタウン日野55期の外観・外構デザインが、リクシルエクステリアコンテストで入賞しました。アスティークでは今後も住宅の性能と暮らしの豊かさ両面での品質向上を追求していきます。

休日のショッピングモールで行った起震車による地震体験イベントの様子。

休日のショッピングモールで行った起震車による地震体験イベントの様子。

これからの時代に即した価値の創造と組織づくり

価値観や情報の多様化はますます複雑になっており、住宅や生活様式に対する概念も大きく変化し続けています。長らく住宅産業に携わっている私自身、従来の企業の施策がユーザーの嗜好の拡散に追い付いていないと感じることも少なくありません。もっと我々から変化していき、これからの世代やニーズにマッチした提案ができるよう、自由な発想と強い志を持った組織づくりが必要です。プロダクトの企画・開発をはじめ、流通、マーケティングや情報発信の在り方から見直しと改善のサイクルをもっと早く、強めていきたいと考えています。
また、住宅産業を健全に発展させていくうえでは技術や仕組みの見直しだけでなく、スタッフ全員がチャレンジングなマインドを持ち、学びを止めず、革新し続ける組織であることが欠かせません。まずはその志とそれに基づく一つひとつの行動がアスティークに求められていることだと捉え、2020年もまい進していきます。

リクシルエクステリアコンテスト2019ファサード部門に入賞した、スマイルタウン日野55期の街並みと外構デザイン。

リクシルエクステリアコンテスト2019ファサード部門に入賞した、スマイルタウン日野55期の街並みと外構デザイン。

建築家とコラボレーションした新しい暮らしを提案する世田谷区北沢「新都市型デザインハウス」プロジェクト。

建築家とコラボレーションした新しい暮らしを提案する世田谷区北沢「新都市型デザインハウス」プロジェクト。

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