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ヤマエグループの「住」を担う
アスティークの活動報告と
今後のビジョンについて
2020年を振り返って
世界中に大きな影響を与え続けている新型コロナウィルスによる感染症の猛威は、2021年を迎えてなお、困難な状況が続いています。コロナ禍の影響により辛い思いをされている方々には心よりお見舞い申し上げます。このような状況の中、私たちアスティークもお客様をはじめ、協力会社様、従業員等、関わる皆さまの安全を確保しつつ、様々なリスク対策を第一に講じながら、住宅産業における価値を創造する企業として、身近にできることからこれからの市場の変化を考慮した対策まで、非常に多くのことを考えさせられる一年となりました。
前年から推進していた社内体制の最適化の中、当初は資材の流通などに影響が出はじめたため、工期の調整をしている間に緊急事態宣言となり、的確な状況の把握と社内外の対策に追われるスタートでした。
日常の暮らしや経済など、あらゆる面でこれまでにない状況になったわけですが、これにより働き方、暮らし方も激変し、住宅に対するご要望、ご相談が増加することとなりました。
特にアスティークが手掛ける東京市部エリアの住宅市場の動きは顕著で、サービスの提供と改善を同時に進行していくことは、大きな収穫でもあったと前向きに捉えています。
株式会社アスティーク 代表取締役 宮谷 祐介
より鮮明に見えた社内の課題
アスティークの社内でも在宅ワークや通勤・移動手段の調整など、可能な限り安全の確保とリスク低減の取り組みを講じました。常に状況が変わる中、柔軟に対応できる社内の指示系統の新たなルール化、仕組み化を強化しました。こういった不測の出来事があったことで、組織力はもとより、スタッフ一人ひとりのパフォーマンスと課題がより鮮明になりました。変化への適応力、課題改善への行動力といった、これからの時代に求められる人材の育成や企業の長期的成長を目指す上で多くの判断材料を得られた1年でした。
これからの住宅に求められる
新しい価値をめざして
ユーザーのニーズは常に変化していくものですが、コロナ禍の影響でより急速に変化を求められることになり、私たちアスティークでもこれまでの業務オペレーションや従業員の働き方を見直す以外にも、より根源的な、これからの時代に求められる新しい住宅の在り方を改めて考えさせられています。新型コロナウィルスに限らず、目に見えない感染症への対策がなされた暮らし方、働き方といった、新しい価値観を、住宅という家族の拠点にどのように反映できるのか、という問いに真摯に向き合い、ご家族の安全と笑顔を守るサービス、プロダクトの強化を目指し、全部署、全スタッフで改善への取り組みを進めています。
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